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西区医療フォーラムに出席しました
今月の6日に西区医療フォーラムという市民向けの講演会に出席しました。
テーマは「シニアの輝く地域社会」ということで、自宅で最期まで過ごしたいという希望のために在宅医療がどのように関わっているか、というような内容で、同じ神戸市西区という地域で在宅医療を行っておられる美田先生と三宅先生とともにお話させていただきました。
お二方ともとても良いお話をされていて勉強になったのはもちろんですし、感動する部分も多くありました。
比べて私がどれだけの話をできているかはわからないですし、かなり緊張したので終わってホッとしている方が大きいです(笑)。
私の分の講演の内容については、またインスタグラムなどに少しずつアップされると思うので気になる方はご覧ください。
市民向けの講演会というものに初めて参加したのですが、医師の仕事として基本的に病気や怪我をされた方に関わることがほとんどで、その前の段階の方に関わることは少ないので、貴重な機会だなと感じました。
実際その立場になって初めてのことだらけで、元から病気のことだけでも大変なのにその周りのことも大変、というのは患者さんやご家族をみていてとてもよくあることです。
もちろんそういうときに支えになるように努めるのが在宅医療の役割であり、私の役割ですが、事前に勉強して備えておきたいという方もおられると思いますし、そういう方が聞きにこられているように思いました。
そういった方々の役に立てるのは嬉しいことです。
ですので医師の役割としても、講演を聞きにこられる市民の方にとっても、有意義な企画だと思います。
ただ個人的にはあまり大勢の人の前に出るのは得意ではないので、またしたいかと言われると正直ためらわれるところでもありますね(笑)。
加えて医師の講演会として、同じ医師向けや少なくとも医療従事者向けが多いので市民向けというのは珍しいと思います。
こういった講演会も含めて私は講演する側はあまり経験なく(多くは経験豊かで有名な先生が講演をされます)聞く専門といった感じですが、専門家向けと一般の方向けは当然内容も変わりますし、聞く方のニーズが何より違うので、全く別物で、聞く側としても市民向けの講演会は新鮮でした。
ということで、講演会に参加しましたという報告と、医師会や病院はこういった市民向けの講演会をしているので興味のある内容があれば聞きに行ってもらうと何かの役に立つかもしれません、という宣伝でした。
そして最後に、これが年内最後の院長ブログかなと思いますので、年末のご挨拶をしておこうと思います。
患者さんには直接よく言っていることですが、年末年始も通常時の日曜などと同じように緊急の往診はしていますが、せっかくなら年末年始はお家でご家族と健やかに楽しく過ごされる方がよいと思います。
ですので、患者さんはもちろんご家族や連携先の医療従事者の方々も怪我など不慮の事故や風邪などに気を付けて元気にお過ごしください。また来年元気にお会いしましょう。
皆さま良いお年を。