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漢方薬について

    11月ブログ担当は看護部です

    今年の夏は暑かったですね。

    本来11月初旬は立冬を迎え、日毎に寒さが身に染みる時期なのですが

    日中はまだ暑い日もあり、気温差が激しいですね。

    皆様体調を崩していませんか?

    日ごろから疲れを溜めず抵抗力をつけておくことが必要です

    これは東洋医学の考え方でもあます。

    そこで今月は漢方薬についてお話します

    原料は、草・木・角・貝殻など自然界にあるものです。

    原則は、足りないものは補い、多過ぎるものは取り除く。

    体が本来持つバランスを整えるものです。

    服用は、食事の30分前~1時間前に水か白湯で服用するのが

        一番効果が出やすいです。

        なぜ空腹時が良いかというと、自然な物が配合されているため

        食事の影響を受ける可能性があるからです。

        忘れた時は、食後でもいいです。

        忘れないように時間を決めて飲むのもよいです

    効果は、翌日から2~3日ほどで現れます

         長く飲み続けないと効果がないとか、慢性的な症状にしか効果がないというイメージ

         を持っている方が多いと思いますが、速効性のある漢方もありますし、長期に服用して

         体調の改善を行う漢方もあります。

    例えば、芍薬甘草湯はこむら返りの時に服用するとすぐ効果が表れます。

    私の知ってる医師は、ゴルフ後必ずこむら返りになるからと

    ゴルフに行った夜に芍薬甘草湯を服用していました。

    そうすると、こむら返りが起こらないそうです。

    予防的な飲み方をすることも漢方薬ならではではないかと思います。

    病名に合わせて薬を選ぶのではなく、症状に対して使用するため

    自分の体質に合った漢方を選ぶことが必要です

    原因の特定できない慢性の症状や、検査などで異常はないけれど自覚症状が

    あるなどお悩みの方、漢方に興味があり症状に合わせて飲んでみたい

    と思われる方がおられましたら、当院には漢方に詳しい医師がおりますので、

    ご相談頂ければ処方可能です。