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新年のご挨拶

    少し遅くなりましたが、今年も一年、地域医療の支えになるという初心を忘れずにクリニックのスタッフみんなと頑張っていくので、よろしくお願いします。
    日頃お世話になっている連携先の方々にも元気に過ごしていただきたいですし、何より患者さんが少しでも健やかに良い日々を過ごせるようにお手伝いしていきたいです。

    さて、せっかく新年になったのに去年の話で申し訳ないですが、11月には2回ほど勉強会に参加させていただきました。勉強になることが多く大変ためになりました。
    医師の知識には科学の部分と経験の部分があると思います。ただどうしても経験の部分は専門の先生には劣ってしまうのですが、こういう勉強会では専門の先生の経験談を聞くことができるのでありがたいです。学問的な部分は便利な時代になったもので、様々な方法で自分ひとりでも情報を得て学ぶことができますが、経験的な部分についてはこういう機会でないとなかなか知りえないことも多く参加してよかったです。
    日常の診療のために引き続きこういう機会は逃さないようにしたいと思います。

    またもうひとつ、昨年末にポケットエコー(携帯できる超音波検査機)を新調しました。
    以前のものは購入したのが10年ほど前のもので、当時はそれで充分すごいものだったのですが、画質があまりよくありませんでした。それが現在のポケットエコーは技術の進歩で画質に関しては病院のエコーに匹敵するようになったそうです。腕前があれば画質が悪くとも十分役立つとは思うのですが、やはり画質がいいに越したことはないなと使ってみて思いました。

    そんなわけで知識の部分でも道具の部分でも日々アップデートを続け、よりよい医療を提供できるようにしていこうと気持ちを新たにした年末年始でした。
    この気持ちが患者さんが向原クリニックでよかったと思える結果に至るように頑張りますので今年もどうぞよろしくお願いします。