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免疫と腸活について

    2月の担当は看護部です、よろしくお願いします。
    今月は、『免疫と腸活』について、お伝えしたいと思います。

    昨年末、私の大好きなTV番組、「健康カプセ◯!元気の時◯」でも取り上げられていましたが、「免疫」と「腸内環境」には密接な関係があるそうです。
    免疫力が低下してしまうと、風邪やインフルエンザにかかり易くなるなど、体調不良の要因となってしまいます。腸内には、身体の半分以上の免疫細胞が集まっていると言われており、腸内環境を整えることで、免疫細胞が良い方向に活性化し、免疫力の向上につながります。
    腸内環境を整えるにはどうしたらよいのでしょうか。
    基本は、「規則正しい生活」と、「腸によい食事」を心がけていくことです。
    腸は自律神経によりコントロールされており、食後は「副交感神経」が優位に働いています。
    消化吸収ができるよう、2時間程度は就寝せず、リラックスして過ごすのが良いそうです。
    睡眠も重要で、7時間程度の睡眠と、腸が一番活発になるゴールデンタイム(22時~2時頃)に熟睡できるよう調整できると、腸が元気になっていきます。
    身体が冷えると腸の機能も低下させてしまうので、冷え対策も大切です。
    食生活においては、暴飲暴食はせず、腹八分目が良いとされています。
    高齢になると代謝も落ちるので、食べ過ぎた翌日は1日2食に減らしてもよいでしょう。
    納豆やヨーグルト、キムチなどの発酵食品を食べると、腸内善玉菌の活性化につながります。
    他に、腸内の善玉菌を増やすオリゴ糖と、腸内の食べカスを体外へ出す働きをする食物繊維を一緒に摂ることで、育菌につながります。
    腸内環境が良くなると、免疫力が上がるだけでなく、身体が疲れにくくなり、また、精神的にも落ち着く、というオプションも付いてくるそうですよ。
    生活にひと工夫してみて便の調子が良くなったら、腸活が上手くいっている徴候です。
    ただ、腸活は、ダイエットの様に期間限定で行うのではなく、「頑張り過ぎず、緩く長く続けていくこと」が大切です。
    まずは、自分なりに腸活を意識する日を作ってみましょう。